俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

110円でできる優れものの温室用気温計です。

ビニールハウス内の温度管理はとても重要で、特にこれからは気温が上がりすぎないようにしないと作物があっという間にへばってしまい、その後の生育や収量、品質に大きく影響します。画像の温度計は100均で買ったものです。説明書には、「温度は目安として。」と、正確ではないことが記されていますが、何種類か買って比べてみたら、そんなにはずれてはいませんでした。ただ、温度計は直射日光が当たるといけないので、牛乳パックで日よけを作りました。パックの印刷の色の濃い部分は熱を吸収するので。ひっくり返して外側は真っ白になるように、中で熱がこもらないように開放的なつくりに、また、北向きにつるすように、と、いろいろ考えています。

以前、茶色の温度計を買ったら、温度を示す赤いアルコール部分が見えにくくて困りました。でも、温度計をよく見ると、赤いアルコールの入っているガラス部分と背後の茶色部分の間に隙間があることを発見! 横から白い紙を差し込むと背後が白くなって温度が見えやすくなりました。(白い紙は、適度な張りと薄さが肝要で、色々試したところ、PCのプリンターで使うコピー用紙が一番良かったです。また、差し込むときは、角のとがっているところから差し込み、少しずつずらしていって、まっすぐになったら、余分をカッターで切ります。白い紙が横にはみ出ていると、温度が見えにくくなります。)

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牛乳パックを裏返して遮光用のカバーを作っています。