俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

真空パックでワラビとタケノコの塩蔵をしました。

農作業の合間を見て、ワラビとタケノコの塩蔵(真空パック)をしています。これを冷蔵庫に入れておけば、1年間は食べることができます。ワラビの処理の仕方は

①ワラビを採ったらすぐに切り口に木灰をつける。こうすればワラビが固くなりにくくなるそうです。私はバケツの底に木灰を入れておき、採ったら木灰が切り口につくようにバケツに入れていきます。

②採ったワラビを桶に入れ、75℃のお湯を注ぐ。数分置くとお湯の温度が下がるので、冷めたお湯を捨てる。

③ワラビに木灰を振るかける。一番上のワラビ全体にかかる程度でよいです。

④もう一度75℃のお湯を注いで一晩おく。これ以上熱いと、ワラビがとけてしまいます。

⑤アクが抜けていることを確認したら、1日流水につける。

⑥ワラビの先っぽと下の切り口を切って長さをそろえ、真空パック容器に入れる。

⑦容器にたっぷりの食塩を入れて、真空包装する。画像の容器には、大さじ山盛り2杯から3杯の食塩を入れています。

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ワラビは木灰でアクをとっています。


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ワラビの白く見えるのが食塩です。そのうち塩が全体に回ります。ワラビの先っぽは、茎よりも食感がよくないので切り取っています。