一昨年、祇園坊の干し柿を軒下で作っていたら雨に当たってしまい、出荷できないものが出ました。もったいないので、大きなタッパーに入れて冷凍しました。その後2年間手をつけずにいたら、干し柿の上に氷(霜)がたまっていました。柿から出た水分が凍ったもののようでした。恐る恐る口にしてみたら、とても甘くて美味しかったです。妻と母は「これが本当のかき氷(柿氷)じゃね。」と言って大笑いしました。解凍した干し柿はビックリするくらい甘く、まずは干し柿の天ぷらをつくってみました。しかし、解凍干し柿は柔らか過ぎ、糖分多過ぎで、ぐちゃぐちゃになり、失敗しました。仕方ないので、小麦粉をつなぎに板状に薄く広げてオーブンで焼きました。冷めてから、クラッカーのように小さく切り、チーズやバターを挟んで食べると、なかなか美味しかったです。