俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

苗は、植穴に水を含ませてから定植するとよいですよ。

定年退職後は、自分の好きな花をたくさん育てたい、と思っていましたが、今年の春から秋にかけてはとても忙しくて、この花壇は宿根のレモンバームと菊と、自然に生えてきた草花(コスモス、百日草など)だけでした。稲刈りが終わったころから、やっと花の種をまき、苗ができて、昨日、やっと花壇に花の苗を定植することができました。キンセンカ、ネモフィラ、かすみ草、タチアオイなどです。学校に勤めていたときに同僚の先生から、「植穴にたっぷり水をやってから苗を植えるとよい。」と教わりました。一本ずつ、植穴に如露で水を入れては苗を植えていきます。とても時間がかかりますが、苗の底に水があるのでしっかり根が伸びていくようです。田屋地区のトマト農家さんも、「畑の水はけがよいので、植穴にしっかり水をやってから苗を植え付けている。」と言っておられました。苗を植え終わったときには、既に太陽は山に隠れ、どんどん気温が下がりつつありました。ここ最近は夜の放射冷却で最低気温は0℃近く、また明日からは寒気が入ってくるそうです。苗はハウスで育てたので、しっかり根をはって寒さに慣れるまで、霜にやられないように夜はビニールをかけることにしました。

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定植した後も、たっぷり水をやります。