俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

スギ・ヒノキ花粉、多分あと数十年の間に大幅に減少します。

いつもは花粉症の症状が辛くなってから行っていたのですが、今年は早めに綿貫医院を受診しました。症状が出る前から服薬した方がよいと聞いたからです。綿貫医院の先生によると、すでに花粉症の症状が出ている患者さんがたくさん来られているとのことでした。天気予報ではスギ花粉の飛散は2月上旬からと言っていますが、すでに飛散は始まっているようです。山口県医師会によると、スギ花粉の飛散量は昨年よりも少なくて平年の90%(私たちが住んでいる県北部は平年並み)、ヒノキ花粉は昨年よりも多い(ヒノキの予想は難しくて外れることが多い)そうです。いずれにしても我が家のまわりはスギ、ヒノキだらけですので、平野部に比べたら飛散量は半端なく多いです。

なお、私の勝手な予想ですが、あと数十年の間にスギ、ヒノキの花粉飛散量は今よりも大幅に減少するはずです。理由は二つあります。

①雄花が少ないスギ、ヒノキの品種改良が進んでいる。

②花粉を飛散する大きさのスギ、ヒノキがこれから減っていく。R2年の林業白書の統計資料を読んだら、スギ、ヒノキの価格低迷が長く続いてきたこと(今は一時的に高くなっているようです)と担い手不足によって新規植栽があまり行われていない(50年前の数十分の1しかない)こと、伐採可能な50年生以上のスギ、ヒノキの面積は今がピークで、今後減少に転じることが分かりました。※伐採した後に植林しないのですから減っていくのは当たり前です。

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我が家の裏山のスギの様子です。昨年同様に多いような気がします。

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一ヶ月分のお薬をいただきました。