俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

俵山金の口の「連理のサカキ」は西日本一の神樹です。その2

連理とは、枝と枝が癒着してつながったものです。この「連理のサカキ」は、腰の高さくらいから2本に分かれて伸びた幹から出た枝がつながったものです。太い連理が2本ありますが、どちらも連理の形状から、数本の連理が癒着して1本にまとまったものと考えられます。連理は自然界ではたまに見られるものですが、このような連理はとても少ないです。なお、連理は、異なる2本の木同士でできることもあります。

「連理のサカキ」地域の方々によって大切に保存されてきましたが、高齢化によって保存会も解散されたそうです。

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連理の数は3本です。以前はもっと多かったとのことですが、長い間に数本の連理が癒着して1本にまとまったことも本数が減った原因だと考えられます。

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サカキの近くに祠が祭られています。

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登山口には立派な鳥居が立っています。

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登山口にある石碑のこけや汚れををスポンジで洗い落としました。

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竹が倒れ、猪などに荒らされたり土砂が流れたりして途中から道が分からなくなってしまっています。しっかりした履き物でないと登れません。