俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

ワラビのあく抜き方法、よい方法を見つけました。

久しぶりにまとまった雨が降りました。雨上がりにはやわらかいワラビが生えるので、夕方バケツ(採ったワラビがかたくならないようにするために、底には木灰を入れています。)と一輪車で採りに行きました。先客のシカがたくさん食べていましたが、結構採れました。明日、センザキッチンに出す予定です。

ワラビのあく抜きはお湯の温度調節が難しくて時々失敗をしていました。熱いお湯に長くつけるとワラビがふにゃふにゃになってしまうのです。今回はお湯の温度が上がりすぎないようにするために、気を付けました。今回うまくいった方法は、

①ワラビを大鍋に入れて上に木灰をふりかける。

②湯沸かし器で沸かした60℃のお湯をたっぷり注ぐ。

③お湯の温度が下がるので、コンロで50~53℃まで加熱する。

④そのまま18時間置いた後、きれいな水にさらす。すでにアクは抜けています。

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木灰であく抜きをした後に、水にさらしています。緑色がきれいですが、しだいに色がくすんできます。木灰の量は適当ですが、多少多くても問題ありません。