昨日の読み聞かせは小学校低学年でした。三年寝太郎のお話をするつもりでしたが、私たちが知っているお話とは違っていたので、「さるじぞう」、「かっぱどっくり」と「ゆうれいのおきゃくさま」(紙芝居)にしました。さるじぞうでは、はったい粉をかぶったまま寝てしまったおじいさんがさるたちに地蔵様に間違えられるお話です。実際にはったい粉(昭和30年代はよく見かけるおやつでした)を子どもたちに見せながら話しました。
三年寝太郎のお話は、山口県山陽小野田市に伝わる伝承で、寝太郎が佐渡島で使い古しのわらじを集めて砂金を得るお話がよく知られていますが、この絵本のお話は、日照りに悩む村人のために用水路を作り始めるというものでした。地域によっていろいろな伝承があるのかもしれません。