俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

こんにゃく芋の掘りとりをほぼ終え、天日干しをしています。

昔、私の両親は少しだけですが、こんにゃく芋を栽培して手作りこんにゃくを作っていました。ゆでた芋をミキサーにかけてドロドロにしたものに石灰(水酸化カルシウム水溶液)をくわえて固め、それをゆでて作る方法で、歯ごたえがあって味がしみ込みやすい美味しいこんにゃくだったと覚えています。ですが、手間がかかるのか、いつの間にか作るのを止めていました。

十数年前に石灰ではなく稲わらの灰汁を使った昔ながらのこんにゃくを作る方法を知り、畑の片隅に少しだけ残っていた芋を譲り受けて栽培を引き継ぎました。稲わらの灰汁を使ったこんにゃく作りは奥が深く、科学実験をしているようで楽しいです。

今では使い切れないほど芋が増えました。来月6日の俵山地区文化産業祭などで芋も売ってみたいと思っています。使い切れない芋(種芋も)なので、市価の半額くらいにしようと考えています。よろしければお買い求めください。

来年植え付ける種芋の一部です。二つだけ親芋(花芽がついていて種芋にはできない)が混じっているのが分かりますか?

生子(種芋の赤ちゃん)です。赤城大玉(品種名)はほとんどが棒状生子です。