俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

今年の冬至用くりまさる(かぼちゃ)は凶作のレベルです。

一月前くらいから、冬至用くりまさる(かぼちゃ)のできばえが非常に悪いことを予感していました。数が少ない上に、玉ぶとりがこれまで見たことがないくらい悪かったからです。我が家のくりまさるは、長門市の学校給食用に出荷することが決まっているので、量と質が確保できないと迷惑がかかります。よくない情報は早いほうがよいので、先月末には、学校給食センターにくりまさるの調子がよくないことを伝えており、今週中に実物を見てもらうことになっています。今日収穫して、例年の3割くらいしか量がなく、しかも小玉ばかりだったので、よく相談しようと思います。

不作の原因ははっきりとは分かりません。病気なのか、水やりなのか、肥料の問題なのか。ただ、株元に近い雌花があまり実をつけなかったので、ひょっとしたらつるぼけかと一瞬脳裏をよぎりましたが、そのまま様子を見てしまいました。つるぼけは肥料過多による生理現象です。いずれにせよ、これまで一度も失敗したことがなかったので、油断したのだと思います。収穫を終えたハウスから順次キャベツなどの葉物野菜やサラダカブなどを栽培します。余分な養分を野菜に吸収させるためです。

※先程長門市学校給食センターに出向いて実物を見てもらったところ、小さくても肉厚で重さがあるので大丈夫だとのことでした。このあともうひとハウス収穫できるので、何とかなりそうで安心しました。

ひとハウスでこれだけしかありません。昨年までに比べて数は半分以下、平均の大きさは6割以下です。

約1kgあります。今年はこのサイズ(例年は1.6kg)が最も数が多いです。

なり首がよくコルク化しています。しっかり完熟している合図です。