俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

今週土曜日でナスの市場への出荷をほぼ終えます。

ナスの栽培が最終盤となり、明後日土曜日で長門中央卸売市場への出荷をほぼ終えます。今年の市場への出荷量は約10トンで昨年よりも700kgほど多いのですが、価格が低調(我が家だけではなく、全体的にセリ値が安いのです)だったので、市場での総出荷金額は昨年に届いていません。今年は、学校給食にナスとカボチャを使ってもらえるようになったり、センザキッチンでの売上げを伸ばしたりと色々と工夫をして全体的には増収になりそうですが、肥料や資材の高騰や農機具の整備等のために減益となる見込みです。

ナスは、目標としていた反収15トンを越える16.5トンになる見込みです。8ヶ月間世話をして出荷し続けるのはとても大変で超ブラックな毎日でした。来年は、植え付け本数を700本から600本に減らす予定です。それでもかなりブラックですが、少しでも働き方改革をしないと体と心がもたないと思うからです。

今の圃場の様子です。明朝の収穫で、市場に出荷できるレベルのナスはほとんどなくなります。収穫を終えた主枝は切り取っています。明朝には立っている主枝がこの半分くらいになります。8ヶ月間も頑張ってくれたナスに感謝です。

完全に収穫を終えたナスは主枝を全部切り落とすので、このような状態になります。

先週まで秀品率は80%以上ありましたが、今週は60%以下になりました。このような曲がったナスは、訳あり品としてセンザキッチンなどに出荷しています。結構人気で、たくさん出してもその日のうちにほぼ完売します。

収穫を終えたカボチャハウスです。ハウスを閉め切ってつるや葉を枯らしています。今の時期でも50℃近くなるので、コナジラミなどの害虫の姿がかなり減っています。来週中に枯れたつるを取り除いて次の野菜の準備をします。