俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

我が家で育てたワサビ、辛味十分、風味・甘み不十分。

昨日朝、仙崎漁港に水揚げされたばかりの地物(通産)のクロマグロの切り身を、みすゞ通りの池永商店で売っていました。大トロはほとんど予約に回されているようで、一パックしかありませんでした。グラム800円で、冷凍していない新鮮なマグロとしては破格の値段です。義母を含めて4人で食べようと思い、買ってしまいました。

せっかくの新鮮な大トロ、チューブに入ったワサビではもったいないと思い、田んぼの用水路の片隅に植えていたワサビを使うことにしました。ワサビは今が旬なのです。定植して1年半くらいしかたっていないので根茎部は小さかったですが、親指大のワサビを収穫することができました。喜んで持ち帰りましたが、ワサビ専用のおろしなどあるはずがありません。仕方なくプラスチックの細かいおろしですりおろしました。

口にしてみると辛味は十分でしたが、風味や甘みが今ひとつ足りません。おそば屋さんで出されるすりおろしたばかりのワサビは甘みがあって、それだけを食べるのが好きでした。でも我が家のワサビは・・・残念。よく手入れされているワサビとは違うことがよく分かりました。それでもマグロとの相性はよく、とても美味しくいただくことができました。

一昨年小さな苗を植え付けたものです。よく育っています。

親指大の根茎を収穫することができました。葉ワサビも使えそうです。

写真を撮るのを忘れていて、半分以上食べてしまいました。