昨日は講で集まって申緒(さるお)を作りました。俵山には庚申塚が50以上あるそうですが、私たちの講はそのうちの3つに申緒を飾ります。
この講の祭は地鎮祭と言っています。地鎮祭は家を建てたり工事をしたりするときに土地の神様に安全を祈願する祭ですが、私たちにとっては、田んぼを起こす前に行う農業に関係する祭です。「地鎮祭が終わるまでは田んぼに鍬を入れてはいけないと年寄りに言われた。」と言う人がいました。
この祭は一時期途絶えていましたが、小目谷地区でよくないことが何回かあり、私の父の発案で20年くらい前に復活しました。私が物心ついてからは申緒(さるお)は見たことがないので当時は途絶えていたのだと思います。皆高齢でいつまで続けられるか分かりませんが、できる間は続けていこうという思いは共通です。
さて、明日は確定申告です。これから資料の最終チェックをします。我が家は農家で項目がとても多いので、市の職員に直接見てもらった方が早くて確実です。