俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

ローゼルでハイビスカスティーとジャムを楽しみました。

ビニールハウスの片隅に植えていたローゼルにたくさんの実がつきました。妻がそれを使ってハイビスカスティーとジャムを作りました。たくさんあるので、実をセンザキッチンの朝市に出してみようと思います。

子どもたちが小さいときに、鹿児島県の開聞岳の近くにあるハーブ園でハイビスカスティーをいただいたことがあります。園にはハイビスカスがたくさん咲いていたので私はハイビスカスのつぼみを乾燥させて作ったものだと今まで思い込んでいました。ところが妻は、ハイビスカスティーはローゼルから作るものだと言うのです。調べてみたらその通りでした。ハイビスカスもローゼルもアオイ科フヨウ属に属しており、ローゼルの学名はHibiscus sabdariffaなのです。

 

ローゼルの実です。実が赤い苞(ほう)と萼(がく)に包まれています。

苞と萼を剥がします。中の実は使えなくはないそうですが・・。

ポットに苞と萼(今回は7個分)を入れ、熱湯を注ぐだけでハイビスカスティーの出来上がりです。少し酸っぱいですが、よい香りがします。今回は砂糖なしでいただきました。

苞と萼(もったいないのでハイビスカスティーに使ったものも入れました。)をジャムにして自家製カスピ海ヨーグルトにのせていただきました。甘酸っぱくて口当たりもよく、お気に入りです。他に細かくきざんで塩漬けもつくりました。2日後くらいが食べ頃だとか。カリカリ梅のような食感でおにぎりにすると美味しいそうです。