昨日の朝、みすゞ通りにある池永商店でヤイトカツオを購入しました。ヤイトカツオは正式名はスマと言い、カツオと同じサバ科の魚です。旬は晩秋です。全身大トロのような脂がよくのった魚で、カツオよりも美味しくてマグロに次ぐ美味しい魚と言われています。漁獲量が少ないので馴染のない魚ですが、養殖もされている高級魚です(我が家にある図鑑に書いてありました)。脂ののりがすごく、身をさわると手が脂でベタベタします。
私は初めて見る魚でしたが、お店の人がたたきにすると美味しいと言われてすぐに購入しました。カツオよりも癖(苦み?)がなく、とても美味しかったです。長門市に住んでいる私は、刺身はコリコリとした歯ごたえ(新鮮な証)があるほうが美味しいと思っていますが、この魚のように口の中で身がとけるような魚も美味しいと思いました。
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1本1kg以上あるヤイトカツオです。2本で460円(税込)です。頭が小さいので、身がたくさんとれます。水揚げされたばかりでとても新鮮です。胸びれの下にあるはん点がお灸(やいと)の後のように見えるので、ヤイトカツオと名前がついたそうです。
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3枚におろし、血合いも取り除きました。身がやおい(柔らかい)ので、割れないように気をつけました。手が脂でべたべたしました。右は、3枚におろした後の骨の部分です。向こうが透けて見えます。あら炊きにしたらここは骨ばっかりになりましたが・・・。
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背中の身はみりん醤油につけ、腹側の身はワラを燃やしてたたきにしました。
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ワラの炎の香りがよく移りました。
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甘くて濃い刺身醤油にショウガや長門ユズキチを加えて食べました。長門ユズキチのさわやかでやさしい酸味がとてもよく合いました。
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あらは煮付けにしました。塩をして熱湯にくぐらせてから煮付けたので、臭みがありません。左は、カブの葉の漬物です。