アザミウマの被害が止まらないので、今日2回目の防除をしました。明日は、摘果した実や切り取った葉を全部きれいに取り除いて病虫害の温床とならないようにします。アザミウマは体長1~2mmで、老眼の私たちにはよく見えないのですが、下画像の真ん中の2個のようになって商品価値がなくなってしまいます。アザミウマは花の付根の子房に産卵するので、実が大きくなると産卵された部分が白くなります。
さて、恐れていた尻ぐされ(下画像の左側)がついに発生しました。確認できたのはこの3個です。カルシウムの吸収がうまくいかなくて発生する生理障害です。葉先が枯れ出してからいつ出るかと心配していました。控えめに灌水するとともに、摘果を徹底し、実が太り始めた果房のすぐ上の葉を半分切って除けました(本当は8割方除けるのですが、ビビッてしまい、半分にして様子を見ることにしました)。
なお、下画像右端の奇形果は、ごくまれにでます。3つが一つになったものは初めてなので、載せました。