今日は一日ナスの定植にかかり、ひざや脚全体がかなり痛くなりましたが、心地よいくたくた感です。今日は早くやすもうと思いつつも、PCを開いたら、訃報が目に飛び込んできました。１５日朝、大塚康生さんが亡くなったと。農業とは全く関係ないのですが、大好きなアニメーター大塚さんへの思いがあふれ、昔のことをいろいろ思い出しました。
大塚さんご本人にお会いしたことがあります。何年前でしょうか、山口市の赤レンガで、作品展が催されたときです。サイン会で昭和の東映マンガ祭りのパンフを出したら、「懐かしいですねえ。でも、この作品には参加してなかったんですよ。」と、やさしい笑顔でサインをしてくださいました。車とか拳銃とか、それは素晴らしいハードなメカニックな絵を描かれるのに、とても穏やかな方でした。東映動画初期「白蛇伝」などのやわらかい感じ、本当に絵を描くことが好きでたまらない、そんな印象を受けました。
大塚さんの名前を初めて知ったのは、「ルパン三世」のエンディングでした。初期のルパンはかっこよくて、ノートに似顔絵をよく描いていました。その後、学生時代は漫研で「太陽の王子ホルスの大冒険」の上映会をしたり、わくわくしながら「ルパン三世カリオストロの城」映画初日に並んだり・・・NHK「未来少年コナン」の最終回「大団円」の放映日、土曜日で帰省中に地震があって列車が止まり、時間（７：３０～８：００）までに家に帰れなかったとか、大塚さんが携わられたアニメに関する想い出は他にもたくさんあります。
ご冥福をお祈りいたします。（１５日深夜）
【１６日 追記 】
NHKの朝ドラ「なつぞら」では、昔の東映動画の様子が再現されていました。川島さんが演じられたアニメーターのモデルは、たぶん大塚さんだったと思います。また、今日の「情報維新！やまぐち」では、大塚さんの訃報が報じられ、懐かしい映像が見られました。（あの作品展は平成１４年、「白蛇伝」と私は同じ年だと分かりました。）
今日、山口県では桜の開花が宣言されました。観測史上最も早い開花だそうです。
