俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

ナスの巨大花(奇形花ですが)が咲きました。

今日のビニールハウス内はこの夏一番の暑さです。ナスは夜明けとともにもぎ始め、できるだけ気温が上がる前に収穫を終え、すぐに保冷庫に入れます。その後、トマトトーンによるホルモン処理や枝葉とわき芽の整理をします。先ほど2時前に作業の続きにハウスに入りましたが、中の気温は42℃。無風で外気が吹き込まないために熱がこもっているのです。ナスは文句一つ言わずに耐えていますが、私は耐えられずに3時頃まで家に避難することにしました。

さて、時々した写真のようなナスの花が咲きます。1日数輪でしょうか。何らかの異常で、複数の花が合体したようになったものです。鶏冠花と言います。実は平べったい形になり、商品価値はないので、花やつぼみの時点で枝ごと摘み取ります。写真の花はこれまで見た中で一番の巨大花だったので、掲載しました。NHKの情報維新やまぐちにも投稿しましたが、「オリンピック期間中なのでお便りコーナーは当分ないよ。」と妻に言われてしまいました。

右が普通の花です。めしべの柱頭がたくさん並んでいるのがわかります。