俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

ナスは疲れると花を流して一休みします。

ナスにはなり疲れという現象がよく起こります。今がその時です。ナスは栄養分を実に集中させるので、たくさんなると芽の伸長が鈍ったり花が流れ(落ち)たりします。花が流れた側枝は残しておくと他の側枝の栄養を奪ったり陰をしたりするのですぐに切らなければなりません。ホルモン処理や収穫をしながら無駄な葉などとともに切り取っていきます。ナスの処理は毎日しないと側枝がどんどん伸びてあっという間に処理しきれなくなります。そうなるとナスの品質や収量も落ち、収穫期も短くなってしまいます。処理は半日かかってもできないことがよくあります。

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しっかりとした脇芽でも開花前に花が枯れて落ちてしまうことがよくあります。その時は、すぐに脇芽を切って次の脇芽をふかせます。