大坊川が干上がりました。

一昨日、大坊川のへりを通ったら川の一部が完全に干上がっていました。上流のダムはほぼ満水ですが、水の流入量がわずかしかないために放流できないようです。昨日、また同じところを通ったら、雨で水が浸み上がっていましたが、流れている様子はありませんでした。冬は気温が低いので、植物の蒸散や地面からの蒸発は少ないはずなのに・・・。この話を母にすると、「雪が積もらんと困るね。雪解け水は山にゆっくりしみ込んでいくからね。」と言いました。雪は困ることもありますが、同感です。

気象庁のデータをエクセルでグラフ化しました。長門市は山陰ですが、冬場の降水量は一年間で一番少ないです。年間の降水量は１778ｍｍで、全国平均１777ｍｍとほぼ同じです。近くの豊田と秋吉台のデータも年間降水量がやや多いだけで傾向は同じでした。

国道から５００ｍくらい上流の河原です。