俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

ナスの障害、マグネシウム欠乏ではありませんでした。

ナスを定植してから2か月、週3~4回のペースで1回約400本ほど出荷しています。訳あり品ですが、ひよこの店にも少しだけ出せるようになりました。秀品率が高ければよいのですが、日焼け果が多く、ナスの栽培暦1年目の新米農家としては悩ましい所です。特に雨天や曇天が続いた翌日の晴天時に発生しやすく、数日前からまた、生育途中の果実の表面がただれかけているような感じになっています。

先日、ナスのハダニついて掲載しました。防除のおかけで新しい葉には症状が出ていません。でも、被害株(10株程度)はすでに草勢が落ちており、回復には時間がかかりそうです。さて、ナスの病気や生理障害について調べていたら、ハダニによる症状がマグネシウム欠乏症(マグ欠)に似ているという記事を見つけました。ひと月前は、マグネシウム肥料(宇部マグ)を元肥としてすき込んでいるのに、なぜマグ欠になっている株が出るのだろうと思っていました。この記事によってこの時からハダニによる被害が出始めていたことが分かりました。まだまだ分からないことだらけです。

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5月上旬のナスの様子です。葉脈の近くが黄変しているので、この時はマグネシウム欠乏症を疑いました。


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先日掲載した写真です。症状が進み、これも一見マグネシウム欠乏症に見えます。でも、斑点がかすり状に広がっており、ハダニによるものだと分かります。