俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

大量のアザミウマがハウスの中に潜んでいました。

3月のナスの定植準備のために、昨日やっと全ての株を抜き終わりました。その時、たまたま水を入れていたたらいに小さな虫がたくさん浮かんでいることに気がつきました。実体顕微鏡がないので正確には分かりませんが、アザミウマの仲間だと思います。連日の氷点下(ハウスの中も)の上にハウスの中に何も生えていないので、弱って死んだのだと思います。アザミウマは、ナスの葉や花、果実に甚大な被害を及ぼす害虫です。昨年は栽培後半からナスの葉に白い斑点がたくさんできてとても困りました。アザミウマによるものではないかと思って防除をしましたが、あまり効き目がありませんでした。何せアザミウマの成虫は50日も生存し、10日~20日くらいのサイクルで発生する上に、蛹は土の中にいるので単発的な防除では農薬がよく効かないのです。今回アザミウマの仲間(ヒラズハナアザミウマかも)よる被害であったことが確信できました。

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たらいに入れた水に浮かんでいたアザミウマです。大きさは2mmくらいです。小さなたらいにこれほどの数、いったいどこにいたのでしょうか。