俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

メダカの産卵床の作り方と使用上のポイント

本園では、メダカの産卵床を100円ショップで売っているハードクリーナーとプールスティックで作っています。本当はシュロを筒状にして作るのが一番よいの(メダカが筒の中を何度も行ったり来たりします)ですが、作るのに手間がかかるので画像の産卵床を使っています。1個数十円で作ることができ、洗えば何度も繰り返し使えるので経済的です。プールスティックが手に入らない時は、発泡スチロールを芯にしてハードクリーナーを巻き付けて輪ゴムで固定すれば簡単にできます。なお、注意点としては、

①何日も産卵床をつけたままにしない。メダカは、汚れた産卵床には産卵したがりません。せいぜい3日(水が汚れていればもっと短い)が限度です。

②洗った後には、熱湯消毒をして天日でよく乾かしておく方がよい。

③産卵床は、1個よりも数個入れた方がたくさん卵を産みつける(私の主観です)。産卵床が隠れ家となって安心するからかもしれません。

④水槽の底にかなりの卵が落ちている。卵を無駄にしたくなければ目の細かいネットですくうととれます。

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左から新品、1回洗い、2回洗いです。産卵状況に差はありません。

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左から深い水槽、浅い水槽、プールスティックがない時