俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

お好み焼きと讃岐うどんを食べに行きました(お好み焼き編)

夏場の農作業が超ブラックな忙しさなので冬場は農作業の量をかなり減らしてやりたいことができる時間を持てるようにしています。野菜とメダカを育てているので、長くは家を空けられませんが、このOFFの時期に一泊二日でドライブに出かけることも年中行事にしています。今年は広島、香川、愛媛に行ってきました。一番の目的はお好み焼きと讃岐うどんで、今回はお好み焼き編です。

一つ目のお店は西条駅の近くにある「おこのみふぅふぅ」です。数年前に立ち寄ったときとても美味しかったのでもう一度行ってみました。前に行ったときは年配の女性が切り盛りをされていましたが、今日は若い男女がお二人でやっておられました。

私たちは二人とも海鮮のお好み焼きを注文しました。薄くのばした生地の上に細く切った山盛りのキャベツは旅行で野菜不足の私たちにはありがたかったです。豚肉やもやし、大きめのイカとエビ、ホタテをのせ、ふたをして蒸し焼きされ、調味料をかけてひっくり返した後は、具材を寄せては浮かしを何度も繰り返して丁寧に焼かれました。上から押さえるようなことはされないので、ふわっとした状態で美味しくいただくことができます。イカやエビもプリプリで、これまで食べた海鮮のお好み焼きの中では一番存在感がありました。値段は1400円(旅行なので一番高いのを注文しました)と少し高めかもしれませんが、その価値はありました。お店には安いメニューもあり、入りやすいお店です。

店の方はとても気さくで、楽しい時間を過ごすことができました。妻がお好み焼きに欠かせない粉末昆布をスーパーに立ち寄っては探していたことを話すと、今は業務用しか手に入らないことなどを親切に教えてくださいました。府中焼きと他のお好み焼きの違いも分かりました。酒所とあって地元のお酒がいただけますが、運転があって飲めなかったのが心残りでした。

お店は西条駅の近くにあります。

山盛りの野菜がうれしいです。二つのお好み焼きを別々の人が焼いておられました。

お好みでマヨネーズやソースをかけることができます。そばをうどんに変えることもできます。ゆっくり食べると底の薄くのばした生地がか焼けてたくなるので先にヘラでカットしておきました。

二つ目のお店は府中焼きの「古川食堂」です。名前の通り、府中市にあります。府中焼きの特徴は、具材にひき肉が入ることで、他は広島風お好み焼きと同じようです。三次市と同じように、辛麺を注文することができます。

辛麺のスペシャル(餅、エビ、豚、肉(ひき肉)、卵)を注文しましたが、980円とリーズナブルでした。ひき肉からのうま味が生きているのでしょうか、とても美味しかったです。小さく切った餅が数個入っていてよいアクセントになっていました。また、麺が多めではみ出た部分がカリッとなっていて、内側と外側で違う食感を楽しむことができました。

人気店で、9日の成人の日に立ち寄りましたが、開店の11時にはたくさんのお客さんが集まっておられ、店に入ったら既に10個以上のお好み焼きが焼かれている最中でした。テイクアウトの注文がたくさん入っていたようです。店にいる間常に10個以上のお好み焼きが焼かれている状態で、四人の店員さんがとても忙しそうにされていました。ゆっくり楽しみたかったのですが、他のお客さんを待たせてはいけないと感じて、少し急いで食べてすぐに店を出ました。平日の空いた時間帯に行くとよいと思いました。

店の前と横に駐車場があります。

どのお好み焼きにも豚のひき肉がのるのが府中焼きの特徴です。豚バラ肉の上にものります。赤い麺は辛麺です。お昼時でL字型の鉄板でたくさんのお好み焼きを焼いておられました。

餅とえび、豚肉が入ったスペシャルです。カットした状態でお皿にのせて出てきますが、鉄板にのせた状態で食べている人もおられました。