俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

ヘビを助けようとしたら、かまれました。

「こっち来て~!ヘビがおる~!ヘビがもがいとる~!」と助けを求める叫び声にも似た妻の大きな声。ナスのハウスの温度が気になりつつもすぐに駆けつけたら、大きなシマヘビがシカよけのネット(目は細かい)に引っかかってもがいていました。ネットの目に頭を突っ込んで(よく入ったなと思いました)何か所もお腹がつかえて抜けられなくなっていました。かわいそうなので、ハサミでネットを切り広げてやりました。それでもうまく抜けられなかったのでもう少し広げてやろうとしていたら、手にとげで引っかかれたような痛みが。「助けてやろうと思ったのに、恩返しどころかあだで返すとは。」と思いましたが、よくよく考えてみればネットを張ったのは自分たちで、ヘビは被害者です。(♥ 畑には穴が。たぶん、冬眠から外へ出てきたものの、ちょうどそこにはネットがあって。しかも、ネットは農作業のためにはずしてももぐってあったので、余計に絡まってしまった、ということでしょう。しかし、畑で作業をしていたら、突然すぐそばにヘビがいるのに気づいてギャー!!後で畑を見たら、たくさん穴があって、こんなにヘビが出てきたんだろうか、ぞお~。)気を取り直して、すぐに逃がしてやりました。妻は、「毒はないかね・・・。大丈夫かね・・・。病院に行った方が・・・。」ととても心配をしていましたが、とりあえずよく洗って消毒をしました。半日たった今、晩酌しながらこうしてブログを書いているので大丈夫のようです。

周南市の中学校に勤務していた時、養護の先生が何度か「先生、先生、ヘビが出ました。」と言ってこられ、その度にモップで頭を押さえてから首根っこをつかんで校外に逃がしてやったことを思い出しました。シマヘビはおとなしいと思い込んでいて頭を押さえずに作業したのが間違いでした。

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矢印が歯のあとです。マムシは牙を持っているので傷口が2カ所だそうですが、シマヘビは牙を持っていません。でも、歯はあります。血が少し出たのでよく洗って消毒をしました。