俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

久しぶりの強い日差し、ありがたくもナスには試練です。

雨天曇天が続いてハウスのナスの花が実になれなくてぽろぽろ落ちていましたが、ようやく待望の日差しが。でも、葉が日照不足で軟弱になっていたので、午後には写真のようにしおれていました。無駄な枝葉はできるだけ摘み取るとともに灌水はしっかりしていますが、根が弱っているのと急な高温(外は28℃くらいでが、ハウス内は34℃あります)で、そうなってしまいます。こうなると、ナスのつやがなくなってくすけ果になります。(「くすける」というのは方言だと思います。)露地物は水を切らさなければ葉がしおれることはなく、くすけ果もほとんど出ません。ナスの品質を保つのが難しい上に、価格が安くて(市場では全体のセリ値が1本39円~10円、時には7円です。我が家のナスも30円台を保つのがやっとです)つらいですが、そのうちよいことがあるだろうと思うようにしています。なお、来週は、ひよこの店にいつもより多めに出荷します。よろしければお買い求めください。

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畝間が水田んぼになるくらい灌水します。畝間には、油かすとリン硝安カリ(1トン収穫ごと)をまいています。


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家庭菜園用のキュウリは順調です。実つきをよくするために、下の方のわき芽や花は摘み取っています。

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雨天曇天の日が続いた後の晴天時はよくこうなります。