俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

ハウスの中の農作業、あまりの暑さで息苦しくなりました。

今日の午後のハウス内の気温は45℃以上、昨日は所用でまったくナスの手入れをしていなかったので、午後3時過ぎまでかかりました。一人での作業は危険(体調を崩してもだれも気がつかない)なので、妻と二人で作業しました。こまめに休憩と水分補給をしていましたが、妻が「何か息苦しい。」と言いだし、すぐにハウスを出ました。しばらくしてもどってくると、「水道の水を頭からかぶってきた。」と言いました。作業が終盤だったので、大急ぎで終え、よく冷えたスイカでしっかり休憩をとりました。

冷蔵庫などがなかった時代には、祖母は体を冷やすために服を着たまま川に浸かっていたそうです。熱中症には、体を冷やしてやるとよいようです。(ただし、冷たすぎる水は体の表面だけを冷やすので発汗を妨げ、血管を収縮させるのでよくないそうです。)

♥熱中症一歩手前?

ハウスでの作業をしていると、長距離走ったときのように息が荒くなり、だんだん息をするのも苦しくなりました。(一般的な熱中症の症状には息苦しさというのはありませんが臓器血流の低下によるものでしょうか。)ハウスの外に出てしばらく休み、水と塩分を補給しましたが、ハウスに戻ればまた同じ状態になります。それでとにかく体を冷やせば・・・と思い、頭からホースの水をかけました。当然全身びしょ濡れ状態です。でも、服が乾くときの気化熱と水を入れて凍らせたペットボトルを背中においたことで、体温の上昇を防ぐことができ、その後はなんとか作業ができました。今日はどうしても2日分の仕事をしなくてはと無理をしましたが、何より命が大事です。日頃から水分補給に気をつけ、よく汗をかき、暑さには慣れていると思っていたのですが、過信は禁物、身をもって熱中症の怖さを実感しました。

秘密の県民ショーで紹介されたナスのたたきを作ってみました。野菜がたくさんとれるので、夏バテ防止には効果があります。