俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

ナスの栽培が終盤になってきました。

ナスの栽培が終盤になってきました。今月いっぱいで市場への出荷が終わると思います。これから気温がどんどん下がってくるので、トマトトーンによるホルモン処理は止め、新しい花やつぼみは見つけ次第摘み取っています。また、これまで側枝になった実を収穫するときは枝ごと切り取っていましたが、実だけを摘み取るようにしています。枝葉が少なくなると、新しい芽や葉を展開する力が弱まっているために、樹(特に根)全体が弱って枯れるからです。また、収穫する実もあまり大きくしないで収穫するようにします。ナスの太りが悪いので、大きくすると種が目立つようになったり形が悪くなったりするからです。我が家のナスは4月から樹1本あたり平均70本以上の実をならせていてかなりへばっていますが、まだ根性で実を太らせてくれています。

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根がかなり弱ってきたので、新しい芽や葉を展開する力が弱くなりました。それでも葉が多いのは、これ以上根を弱らせないために、収穫した後の側枝を切らずに残しているからです。

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市場に出せるA級品は全体の7割くらいです。これからさらにB・C級品の割合が大きくなっていきます。また、サイズもLサイズ(1本200g前後)中心だったのが、Mサイス(1本160gくらい)が中心となります。

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これから先は着果しても実が大きくならないので、花やつぼみは見つけ次第摘み取ります。