俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

我家の農道の舗装工事が始まりました。

我家の農道はできてから年数が経っているために、凹凸が激しくなっています。田植え機やコンバインなどで通るときはバランスをくずしたり足回りを痛めたりしないように注意が必要でした。

我家の農道は他の人たちが使っている農道とは違って、舗装のための補助金が交付されません。一番山奥にある田畑のために、使っているのが我家一件だけだからです。下流域にある同じ地区の農道がどんどん舗装されていくのをみて内心とてもうらやましく思っていましたが、思い切ってどのくらいの経費がかかるのかを舗装工事をされている山陰道路工業(株)に尋ねてみました。すると、m当たり1万円くらいであることが分かりました。我が家の農道は全部で300m近くあり、とても無理だとあきらめました。

ですが、とても丁寧に舗装作業が行われているのを見て、急を要する160mだけお願いすることにしました。妻が「少しでも若いうちにしてもらっておいた方がよい」と言ってくれたこともあります。同じ地区で工事が行われているので機械の運搬費が少なくてすんだこと、泥捨て場が確保できていたことと少し勉強して(負けて)いただいたことで、消費税分を浮かすことができました。

幅2.5mで表面の土や石を平らに削りとっています。作業がとても丁寧です。ここは田んぼが2枚で20aのための農道ですが、60mの長さがあります。亡き父が重機を借りて自分で整備した農道です。手前は市から生コンをいただいて数件の共同作業舗装しています。