連日の猛暑でハウスの中は40℃を軽く超え、根からの水分の吸収が葉からの蒸散に追いつかないことがあります。この時期は早めに収穫するように努めていますが、収穫が遅れると写真のように、ナスの皮が厚くなって凸凹になることがあります。露地ではよほど畑が乾燥しない限り起こりませんが、ハウスではよくあります。
梅雨が明けるまでは、露地のナスと同等の品質が維持できていましたが、最近は樹が古くなってきた(4月下旬から出荷を続けていて既に反収が6t近くなっており、樹が疲れ、根も弱ってきています。ちなみに全国平均は3,3t、高知県は11tです。)こともあって、露地のナスの色つやには勝てません。涼しくなるまでの辛抱です。