俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

メダカを水色の容器で飼い続けたら、体色が薄くなりました。

メダカを冬越しさせるために、11月下旬に種親候補のメダカを黒のプラ舟から水色の角タライ(60リットル)に移しました。初めのうちは、背地反応(まわりの環境によって体色が濃くなったり薄くなったりする反応)で体色が薄くなっても黒い容器に戻せば数分で色が戻っていたのですが、今は下の画像の通りです。ネットで調べたら、「60日間白容器で飼い続けたらその間に体色がどんどん薄くなった。メダカが環境に適応するために黒色素胞が減少するという形態学的変化が起こったためだ。」という文献を見つけました。メダカが生き残るために周囲の色に自らの体色を近づけるという背地反応(背地適応と言います)には2種類あって、数分で体色を変える「生理学的体色変化」と、時間をかけて住んでいる環境に合うように体色を変えていく「形態学的体色変化」があるとのことでした。黒地が邪魔になるメダカ(紅ほっぺや深海など)は白っぽい容器で飼い、赤系や黒系のメダカは黒い容器で飼う方がよいと書いてあるブログもたくさんありました。黒の角タライはコメリやナフコには売っていないので、画像のメダカはモスグリーンの角タライに移しました。一週間くらいで少しだけましになりました(それでも下の画像です)が、このままでは・・・。

※今は、黒のプラ舟(60リットル)に移しています。水温を一定に保つのは角タライの方がよいのですが。春の産卵シーズンまでには色が戻ることを期待しています。

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月華です。赤色が薄くなり、黒色はほとんど見えません。

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三色ラメです。月華と同様です。

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ハウスネーム「和華」です。本来の赤、黒からほど遠く、黒地の面積も減っています。