長門郷土資料館が今年の夏にリニューアルし、館内に市内の天然記念物についてのパネルコーナーが設置されます。私は、市の文化財保護員(主に樹木関連)として、このパネルの解説文づくりをお手伝いすることになりました。4月からは農作業でてんてこ舞いになるので、今のうちに時間を見つけては準備を進めることにしました。今回は、地元俵山の「連理のサカキ」です。このサカキは、岐阜県指定の「栗原連理のサカキ」に次ぐ日本2位(西日本1位)の大きさです。樹齢150~200年くらいだと思います。金の口の講の神木でもあり、保存会によって歩道の整備など保存に尽力されてきました。日本では、サカキは神樹として尊重されており、特に「連理のサカキ」は縁結びや夫婦円満に御利益があると言われています。俵山では、摩羅観音に並ぶパワースポットだと思います。データ量が多いので、2回に分けて掲載します。