俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

くりまさるの収穫をしました。数が少ないですが一安心です。

今日も午前中は俵山地区民文化・産業祭の準備の手伝いに行きました。今日の作業はテント張りやテントへの机、いすの搬入、万国旗の設置などでした。5日は雨の予報でしたが、その心配はなさそうです。今回は妻がいないので、前日の収穫や荷造りが大変です。

さて、午後は、冬至用のくりまさるの収穫をしました。本当はもう一週間後にしたかったのですが、葉が痛んできたので早め(とはいっても十分完熟です)に収穫することにしました。9月上旬に雌花が流れるツルボケのような状態に陥ったので実の数が少なくてとても心配しましたが、2kg以上の大玉もあるなど、予想以上の出来で一安心です。一週間くらい乾かしてからキュアリング(保冷庫で貯蔵しながらゆっくり追熟させる)し、12月後半から給食やセンザキッチン、市場などに出荷します。

防除を控えめにしているので、うどん粉病などで葉が痛んできました。中央の実が小さく見えるのは葉がとても大きいからです。葉が大きいと、日焼け果になりません。

葉の裏にはコナジラミがたくさん。これがする大量の糞で実が汚れたり痛んだりします。

運搬車に収穫した実を積みながらハウスの中を移動していきます。

大きくてきれいな実が多いです。

収穫後は根を引くとともに、ツルを中央に寄せます。この方がつるから伸びた吸着根が抜けてはやく枯れます。白く見えるのは、カボチャの下に敷いていた発泡トレイです。ハウスを閉めこんでツルを枯らせます。

貧弱な根のように見えますが、引いた時に切れたからです。本当は何mも伸びています。