もうすぐイネの穂が出ようかというのにまだ毎日のように雨が降って中干が不十分でまいっています。
さて、ナスは主枝の実の収穫が終盤になり、更新剪定(ナスの主枝を切り下げて新しい勢いのある芽(新しい主枝候補)をふかす作業)が始まりました。一般の更新剪定は腰の高さくらいで主枝を切り下げます。これはナスにとっては大手術で、根が弱い株は枯れてしまうことがよくあります。我家では、一気に切り下げるのではなく、収穫しながら少しずつ切り下げていきます。切り下げる高さもへそから胸の高さまでとしています。これでも勢いがある芽(新しい主枝ではなく、側枝になる芽)が吹くからです。つまり、古い主枝はできるだけ残し、側枝になる実を収穫し続けるのです。
今、市場はナスが品薄なのでできるだけたくさん出荷したいのですが、下の写真のようなありさまです。さらに、更新剪定のために花の数もとても少なくなっています。8月いっぱいまではあまり出荷できないと思います。