俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

おいしくて日持ちするナスを作るための準備をしています。

堆肥などの有機質肥料をしっかり入れた畑の野菜は、化学肥料中心の畑の野菜に比べて糖度には優位な差はないが、おいしくて日持ちがするというデータがあります。

我が家は化学肥料も使いますが、それ以上に牛糞堆肥、米ぬか、油かす、骨粉など、良質の有機質肥料をたっぷり畑に入れています。おかげで野菜の根がよく張ってよく育ち、市場では「よく日持ちするので、売れ残って廃棄する野菜がとても少ない。」との評価をいただいています。

ナスについては、3月に定植してから8ヶ月以上栽培を続けるので、栽培終盤は土が硬くなってしまいます。特に気温が高かった今年はその傾向が強かったです。そこで、今年中にもみ殻と米ぬかをたっぷりすき込んで土壌の物理性をある程度改善しておくことにしました。定植前の2月下旬には、堆肥や肥料等をすき込んで畝を完成させます。

今年のもみ殻です。畜産農家さんが利用されています。

脇に寄せられた昨年のもみ殻を使います。新しいものよりも水持ちがよくて分解されやすいと考えたからです。湿り気が多いので一袋30kgくらいあります。

畝に厚く敷き詰めます。

さらに米ぬかをたっぷり敷き詰めます。