春に収穫したジャガイモが芽を出してしまったので、食べられなくなる前に、芋餅を作りました。北海道ではよく食べられているようです。私は札幌郊外にある「北海道開拓の村」の食堂で初めて食べました。
素朴な食べ物ですが、とてももちもちして美味しく満腹感もあります。ラップなどに包んで冷凍しておけばいつでも食べることができます。詳しい作り方は、クックパッドで検索してみてください。ただ、注意点としては・・・
①ジャガイモの芽、芽の根元、芋の緑色になっているところは、ソラニン(有毒成分)が含まれています。しっかり、厚くむいて取り除いてください。今回は、そうして取り除いたら量が半分くらいになりました。
②芋をゆでたら、湯を捨てて、こふき芋状態に水分を飛ばしてからつぶします。その後、片栗粉を入れますが、良く冷めてから入れてください。
③開拓村で食べた芋餅は、シンプル(中身なし)で、みたらしのたれとのりでした。その後、生協で、バター風味のチーズ入りの芋餅を見つけて食べました。どちらも美味しかったので、今回は、それらを合わせてみました。
「北海道開拓の村」について
北海道中から、開拓の歴史に重要な建物が移築されています。中では多くのボランティアの方々がおられて、詳しく説明をしてくださいます。広大な敷地に興味深い建物がたくさん、ボランティアの方お一人お一人が個性豊かでお話が面白くて、1日いてもまだまだ回り切れないくらいでした。山口県からも開拓に行かれたと聞き、その場で調べてもらったら、「屯田兵の家」という建物は山口県の人が住んでいたものだそうです。もともと極寒の内陸部にあったそうで、暖かい山口から行かれた方々はどんなに大変だったかと思います。また、NHK朝ドラの「マッサン」のロケでは、旅館とニシン漁網元の家が使われていました。今はコロナ禍で行けませんが、またいつか訪れてみたいところです。