俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

天候不順の影響か、市場ではナスの出荷量が少ないようです。

最近は市場でのナスのセリ値が高止まりです。昨年のこの時期は心が折れそうなくらい安値続きでしたが、今年のセリ値は昨年の2倍くらいだと思います。今の時期市場に並ぶナスの半分近くが露地物ですが、まだあまり出ていません。知り合いの下関市にある種苗会社さんによると、下関市の所要産地である吉田ナスも長雨で花がとても少なく、天候が回復した最近になってようやく増えたとのことです。キュウリなどは開花してから収穫まであまり日数がかからないので品薄状態は短期間で解消されやすいのですが、ナスは大きくなるまで日数がかかるので、もうしばらく品薄状態が続きそうです。我が家にとっては高値がつくのはうれしいのですが、天候不純の影響で、質・量ともによい状態とは言えません。なかなか難しいものです。

我が家のナスは人間に当てはめればもうすぐ50歳、まだまだ?働き盛りです。手入れが遅れて無駄な葉や枝が多いです。

どんどん出荷したいところですが、ナスがあまりぶら下がっていません。梅雨の間に花がたくさんだめになったからです。実が上の方についています。主枝になる実がもうそろそろ終わることがわかります。