俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

味噌をつくために、米袋で米麹を作りました。

我家では、3年に1回自家用の味噌をつけます。今年はその年なので、米麹を作りました。米は、小米(くず米)を家で精米したものです。麹づくりは温度管理が大切ですが、夜中に目が覚めず、気づいた時には50℃を越えていました。やってしまったと思いましたが、なんとか完成させることができました。

なお、我家では米袋を使って麹を作ります。特別な道具はいらず、扱いも簡単です。

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毎回かわしま屋さんから種麹を仕入れています。今回はコメ30kgに対して3袋使いました。


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よく蒸した小米(くず米)を45℃まで冷ましてから種麹をふりかけ、よくかき混ぜます。手でなくてもしゃもじで大丈夫です。


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かきまぜた後、冷めないうちにすぐに米袋に入れます。一袋6kg以下にします。発酵が進んでいくと5kgぐらいになります。


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米袋を積み重ね、毛布でくるみます。はじめ30℃まで下がっていた温度が数時間で40℃以上になります。


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時々米をほぐします。袋をひっくり返したりもんだりすることで、中身がほぐれ、酸素もいきわたります。


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Ⅰ日半ぐらいで発酵が進んできたら袋に入れたまま米を薄く広げ、2枚重ねにして毛布をかぶせてやります。


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袋によって多少の出来不出来はありますが、一応菌はまわっています。