俵山本田農園だより

地域の方に喜んで食べていただけるためのお米や野菜作りの記録です。「農家の知恵袋」「農家のレシピ」「地域のニュース」「メダカ」がお勧めです。

農家の知恵袋

ナスは冷蔵庫よりも室温の方が傷みません。

明日の朝はこの秋一番の冷え込みで、気温が5℃くらいまで下がりそうです。ナスは5℃までなら何とか持ちこたえてくれますが、収穫したナスは7℃以下にすると傷みやすくなるそうです。低温障害と言い、中身、特に種とその周りが茶黒く変色してしまします。ナス…

真空パックでワラビとタケノコの塩蔵をしました。

農作業の合間を見て、ワラビとタケノコの塩蔵(真空パック)をしています。これを冷蔵庫に入れておけば、1年間は食べることができます。ワラビの処理の仕方は ①ワラビを採ったらすぐに切り口に木灰をつける。こうすればワラビが固くなりにくくなるそうです…

110円でできる優れものの温室用気温計です。

ビニールハウス内の温度管理はとても重要で、特にこれからは気温が上がりすぎないようにしないと作物があっという間にへばってしまい、その後の生育や収量、品質に大きく影響します。画像の温度計は100均で買ったものです。説明書には、「温度は目安とし…

まだ小さいですが、今年初めてのフキです。

昨日の夕方とったフキを今朝軽く湯がいて皮をむきました。楽しみな春のおかずの一品となります。フキはいきなり皮をむくよりも軽く湯がいてからむくと簡単にむけ、指がアクで黒くなることも少なくなります。これまで、草刈りの時にフキも一緒に刈っていたせ…

本園のナスの定植のポイント

今日10時過ぎに下関市のサンシード山口さんに仕立ててもらったナス(筑陽)の苗が700本届きました。冬場は少しのんびりできましたが、今日からは、戦闘モードです。サンシードさんには毎年苗をお願いしていますが、とても良い苗です。届いてからすぐに…

米ぬかは野菜づくりの大きな味方です。

米ぬかは、我家の大切な肥料です。肥料をゆっくり効かせるとともに、畑の微生物のエサにもなります。JAで手に入るカルスNC-Rを混ぜてから散布します。ハウス1棟で一袋散布します。ただし、油分が多いので、すき込んでから最低でも一週間以上はおかないと苗…

大根がとう立ちし出したので葉を切りました。

ハウスで育てた大根が残り5本となりました。よく見たらとう立ちが始まっていました。ハウスの中は温かいので、外よりも早く始まったようです。すぐに包丁で葉を切りました。こうすれば鮮度を保ったまま長く食べ続けることができます。 芽が伸び始めています…

椎茸の榾木にビニールをかぶせています。

我家では、裏庭で自家用の椎茸を育てています。家から離れた場所ではサルがみなもいでしまうからです。この場所は、風がよく通るので、晴れの日が続くと榾木が乾いて芽を切った椎茸がうまく育ちません。そこで、雨が降った後、榾木に台風で裂けたビニールを…

ニンジン葉のかたい茎、かき揚げにすると美味しいです。

畑のニンジンを間引きながら食べていますが、たいていは捨ててしまう葉もできるだけ美味しく食べるようにしています。やわらかい所は、小さく切って味噌汁やカレーライスに入れたり、他の野菜と混ぜておひたしや白和えにしたりして食べています。茎は硬いの…

勝手口にあるものを据え付けました。何かわかります?

今日の夕方、余っていた鉄パイプを使って勝手口に画像のような手すりを据え付けました。支柱の部分は犬走の外側3カ所に50cmくらい打ち込んでいるので、強度は十分です。市販の手すりは、数万円する上に、コンクリートに穴をあけて固定しなくてはなりま…

しばなえた(しなびた)ナスがぷりぷりになります。

ナスを収穫していると、ナスの重みで枝が折れてしばなえた(しなびた)ナスが時々あります。台風9号では、ハウスのビニールが破れて葉や実がとても傷みましたが、枝も結構折れました。我家ではその実のヘタを切って水につけて復活させてから食べています。 …

ナスの皮は捨てたもんじゃないです、その2。

先日紹介したナスのピリ辛炒め、我家では定番となっています。さて、画像のようにナスの皮には紫色の色素であるアントシアニンが多く含まれています。その割合は一般的なベリー類と同じくらいだそうです。そう言えば最近目の調子が良いような気がしないでも…

ナスは更新剪定が始まって、葉も実もとても少なくなっています。

もうすぐイネの穂が出ようかというのにまだ毎日のように雨が降って中干が不十分でまいっています。 さて、ナスは主枝の実の収穫が終盤になり、更新剪定(ナスの主枝を切り下げて新しい勢いのある芽(新しい主枝候補)をふかす作業)が始まりました。一般の更…

どちらが元気な株(ナス)の花でしょう?

長門地方卸売市場にナスを3回ほど出荷しました。Aコープで売られている地物ナスは、おそらく我家のものです。今出荷しているナスは1番果(株の一番下になる実で、一個しかとれない)で、もうすぐなくなります。2番果(4本立てにする各茎の一番下の実)…

3年分の味噌80kg、仕込みました。

昨日、妻と二人で3年分の味噌を仕込みました。以前は俵山の加工場で作ってもらっていましたが、6年前から家で仕込むようにしました。小米30kg(麹にしたのでもっと重くなります)、大豆13kg(日置産の大豆です)、塩10kgで、出来上がりは約8…

味噌をつくために、米袋で米麹を作りました。

我家では、3年に1回自家用の味噌をつけます。今年はその年なので、米麹を作りました。米は、小米(くず米)を家で精米したものです。麹づくりは温度管理が大切ですが、夜中に目が覚めず、気づいた時には50℃を越えていました。やってしまったと思いました…

田んぼに簡単で優れものの排水口を取り付けました。

我家には、田んぼが13枚(平均8aで、とても小さな田んぼがほとんどです)あり、小さい割には水がたまりやすい田んぼがいくつもあります。田起こしの前に、田んぼを乾かすために少しずつ排水口をつけています。今回取り付けた田んぼは排水口が一カ所しか…

昨年収穫した雪化粧、追熟が過ぎて煮崩れました。

昨年収穫した雪化粧、最後の一つを食べました。ひと月前まではほくほくしていましたが、3月に入ってからはとても煮崩れしやすくなりました。雪化粧は貯蔵性が高いカボチャで、毎年この時期まで食べています。 昨年栽培したくりまさるは、ほくほくしたカボチ…

午後はシカ肉の処理に挌闘、夕食はシカシチューを堪能。

昼過ぎに、今朝捕ったシカの肉をいただき、午後はシカ肉を処理しました。全部で5kgぐらいありました。こんなに多くの肉を処理したのは初めてです。筋膜や腱を取り除くのが大変で、その後ゆでるなどしたので、2時間近くかかりました。 我家では、カレーや…

わら灰こんにゃく作り方です。

今、ひよこの店にわら灰こんにゃくを出しています。1月いっぱいまであと4回は作りますが、一度に50個前後しか作れません。時間も労力も一般の田舎こんにゃくよりもかなりかかります。 わら灰こんにゃくは、次のような特徴があります。 ①石灰を使っていな…

こんにゃく作りのための灰汁をわら灰で作りました。

昔づくりのこんにゃくを作るために、わら灰で灰汁を作りました。数回分を作りだめします。作り方は、 ①わらをトタンの上で燃やしてわら灰を作る。 ②①を湯に入れる。 ③湯が少し冷めるくらいまで置き、灰汁の主成分である炭酸カリウムを溶かし出す。この時、か…

メダカ豆知識:メダカの水かえをしました。

今日は雨で仕事ができなかったので、メダカの水かえをしました。一般的には、全部の水を入れかえるのではなく、半分ずつかえるなどされています。その方法だとメダカの天敵であるヤゴなどが居つく恐れがあるので、月に一度は、全部の水を入れかえます。我が…

メダカ豆知識:メダカを暑さから守る工夫

本日、ひよこの店にメダカを出品しました。お買い上げいただいたメダカたちが元気に育ってくれることを祈っています。なお、メダカが入った袋の水温が高くならないように、8時前には、残ったメダカを持ち帰り、水槽にもどしました。12日(月)に、水温対…

農家の知恵袋、冬至カボチャの苗づくりのこつ

冬至カボチャとして出荷するために、ハウスにくりまさるの苗を定植しました。昨年は、8月中旬に播種(種まき)をして露地栽培をしたのですが、売り物になりませんでした。一緒に播種したえびすと雪化粧は大きな実をいくつもつけました。くりまさるは、8月…

農家の知恵袋、この兄弟かぼちゃの親は?

昨年近所の方にくりまさるをおすそ分けしました。その家では、くりまさるの種を採っておいて、今年何個か畑にまかれました。先日、兄弟なのにまったく違うタイプのカボチャが収穫できたと教えていただきました。くりまさるはF1品種なので、子はくりまさる…

日本ミツバチの引越しの準備をしました。

雨で外の仕事ができないので、小原地区に置いている日本ミツバチ2群を農園にもどすために準備をしました。鹿児島県の蜂研友の会のHPを参考に、スムシにやられにくい巣箱を作りました。巣くずが地面で分解されてスムシのエサがなくなるそうです。天気が良…

農家の知恵袋、サルやシカに強い電気柵

電気柵をしていない畑には、インゲンマメやサトイモなど、サルが食べない野菜を植えています。 防護金網の上に電気柵を設置することでサルが入れません。つるが漏電の原因になります。 金網の下を外に折り曲げて、シカやイノシシがくぐれないようにしていま…